そもそも税金とは?なぜ払わないといけないの?
おばんです〜。税理士を目指して奮闘中!どうも、たかしです。
もっと若者に税の面白さを知って欲しいと思いブログを開設致しました。このブログでは生活していて何気なく払っている税金や、世間を賑わしているニュースを取り上げ税務の観点から紐解いていきます。
更新頻度は週1〜2回とのんびりやっていきます。
さて今回は初めての記事ということもあり「そもそも税金とは?」をテーマに、私が疑問に感じていたことを中心に書いていきます。
それでは目次です。
1.税金とは
そもそも私たちが支払っている税金とはどういうものでしょう。
私が考えるに税金とは、日本という団体に属するために支払う「会費」のようなものだと思います。その会費を用いて会員たちの環境を良くしていきます。
しかし、なんで税金を払わなければいけないのでしょう。
「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」
とあります。だから支払わないといけないんですね〜納得!...とはいかないですかね?
では税金という仕組みがなかったどうなるでしょう。自分が働いた分のお給料は全て自分の物になるわけですから一見所得は増えそうですね。しかし、普段私たちが受けている様々なサービスが当たり前ではなくなります。
道路のアスファルトが剥がれても誰も直さないでしょうし、もしかしたら通行料を請求されるかもしれませんね。また火事や犯罪を犯したとしても助けてくれる消防・救急及び警察は有料サービスになるでしょう。病院にいけば健康保険がないわけですから高額な医療費を請求されます。もちろん年金や生活保護もなくなるわけですから、老いたり働けない人は生きていくことが困難になるでしょう。
このように税金がないと全て自分のことは自分でしないといけなくなり、社会という集団が機能しなくなってしまいます。そこで税金として皆から「会費」を頂き、日本という団体を運営しているわけですね。
ある税理士から聞いた話ですが、「税」という字は「禾」+「悦」と書きます。
禾=穀物の穂先
悦=よろこび
昔は、税金ではなく穀物など収穫した農作物を皆で出し合っていました。そして、農作物の収穫の「よろこび」を皆でわかちあい支え合って生きる。これこそが「税」の本質だそうですよ。
2.税金の種類とその使い道
さて、税金といっても種類が沢山あって自分が何を払っているのかよくわからないという人もいると思います。そこで、全てではないですが身近な税金を何種類かピックアップするとともに、私たちが払った税金がどこに運ばれて何に使われているのかを解説します。
【国税】…国の財源となる税
【地方税】…地方の財源となる税→「道府県税」と「市町村税」の分かれます
(例)住民税、(軽)自動車税、固定資産税、たばこ税etc...
【社会保障】…保険料は事業主と折半、保険料収入では足りず国・地方でも負担
上記の税の中でも【直接税】と【間接税】に分かれます。
・所得税や住民税など直接納付する税は「直接税」
・消費税や酒税など一旦は事業主が預かって事業主が納付する税は「間接税」
【目的税】と【普通税】というのもあります。
・「目的税」はその名の通り目的のため以外では使えない税金です。消費税は介護・医療などの社会保障のために作られた税金ですので、今回の10%への増税で公務員のお給料が高くなるみたいなのはあり得ませんのでご心配なく。※消費税法第1条第2項
・「普通税」は特に縛りなく使えるお財布みたいなものです。厳密に言えば配分などもありますがややこしいので。
また、サラリーマン(公務員)など給与を貰っている人たちは厚生年金、個人事業主や一般的なパート・フリーターなどは国民年金となります。厚生年金は事業主が半分支払ってくれているので国民年金に比べると断然良いです。また、パート・フリーターの人たちも一定の条件を満たせば、事業主はパート・フリーターの人たちにも社会保障制度の加入義務を負います。これについてはまた別の記事で書きます。
余談ですが学生のときに国民年金保険料の納付を延納(学生納付特例)してもらってた方は、なるべく払った方がいいですよ、、、。これについても機会があれば書きます。
3.まとめ
上記のことをまとめると
初めての記事ということもあり、読みやすい文章を書くにはまだまだ時間がかかりそうです、、、。また、次回からはもっとわかりやすく「どうぶつの森」など和やかなでイメージしやすいものに例えて書こうと思います。
それではここまで読んで下さった方ありがとうございました。ではでは〜